山の烏は　後家ばかり

　まずはＧⅠ高松宮記念から。
　ローレルゲレイロなど何が何でもという逃げ馬が不在でおそらくヘッドライナーがハナではないかと予想される展開。スプリントにしては展開が落ち着くのではと予想する。
　本命はアルティマトゥーレ。社台の４頭出しの中ではこの馬の勝負度が一歩リード。引退レースでもあるため花を持たせる可能性もある。
　相手関係は順当かと思われるが、穴ならエイシンタイガー。前走惨敗で評価が下がっているが本来の能力が出せれば差がない。

　一方、マーチＳはダートだというだけあって逃げ馬が多い。ＨペースはないがＭペースまでは上がりそうだ。
　モンテクリスエスから入りたい。芝で切れきらないため勝ちきれないことの多かった同馬だがダートで完全開花。パワーも兼ね備えており、芝、ダートの両方の重賞制覇も圏内だ。
　相手はマイディアサン。仁川Ｓは惨敗もまだ能力は見限れない。

　まずは、皐月賞トライアルのスプリングＳ。人気ではありますがローズキングダムに期待したいと思います。
　前走は決して距離が合うわけではないマイルで差しきり勝ち、人気を背負っての勝利だけに価値がある。
　さらに朝日杯２着だったエイシンアポロンは弥生賞２着、１着馬はヴィクトワールピサでどちらも負かしている同馬は３歳馬の中でも実力Ｎｏ．１の馬だろう。ここは勝ち方に注目。
　相手関係が難しいが、ここでは調教が良かったサンディエゴシチーをあげておく。東スポ杯はひっかかった上に２ヶ月の実践離れ。まだ見限れない。

　もうひとつの重賞阪神大賞典は天皇賞春の前哨戦にあたるレース、ここから優勝馬も多数輩出しているレースでもある。
　ジャミールから入る。このレースで必要なのは内回りコースで使える一瞬のスピード、そしてスタミナである。
　同馬は中距離でもやや長い距離で活躍した父ステイゴールド、母父にはサドラードウェルズとスタミナ豊富な血統に加えて上がりも堅実。先行勢が強いこのレースではこの馬が一歩リードだろう。
　相手は去年の覇者アサクサキングスと父にメジロマックイーンのホクトスルタン。

　人気はエイシンフラッシュ、レッドスパークル、アドマイヤテンクウの三つ巴の様相。
　エイシンはすでに２勝。レッドも東スポ２歳３着、アドマイヤもラジニケ２歳５着の実績馬。しかし、３等とも差し、追い込みでの実績だけに全てにおいて信頼できるわけではない。今回逃げ馬になりそうなログも中京で決して速いペースで逃げたわけではない。一抹の不安要素である。

　フラガラッハから入りたい。新馬は若駒Ｓで人気になるであろう素質馬ゴールスキーの２着。それも上がりだけだったらゴールスキーを上回っている（相手は手綱を抑えてはいたが）。武豊の追い出しが一歩遅く差は離れてしまったが追い出しが同じ位置なら逆転も見えた。ダートでの初勝利であったが走りを見ても芝が向きそう。ペースが緩みそうだし最速上がりでここも。

　相手はエイシンフラッシュ。ほか、レッドースパークル、アドマイヤテンクウの順だが、前走内容からブルーグラスやフーガフューグも侮れない。


　もう一つの重賞日経新春杯はトップカミング、ベストメンバー、メイショウベルーガなどが人気。そこにゴールデンメインやサンライズマックスが続く。

　ここは、ベストメンバーで勝負したい。金杯で復帰したデルフォイの好走を考えればここは勝ち負け必至。相手も一度負かしている相手。あのレベルの高かった皐月も５着と健闘。３歳でも高レベルの馬だった。骨折で長期離脱となってしまったがここに照準を合わせ乗り込みは十分。高レベルの調教をこなしている点も好感を持てる。相手は休みなく使われているトップカミングやメイショウベルーガだが相手関係を考えればこの程度の重賞なら楽々突破で出来るだろう。
　今回は２番人気で単勝でも４、５倍となりそうなので単１点でいく。

　オッズはアプリコットフィズ、テイラーバートンの２頭のマッチレースを予想させるオッズだがあながち間違っていないと思う。

　レースラップタイムを見るとアプリコット、テイラー共に甲乙つけがたい。伸びしろではアプリコットを選ぶのかもしれないが、ここはテイラーバートンから入りたい。

　レース３戦とも能力の高さを証明する内容、前走は逃げ１点の考え方から脱却を見せる先団に取り付ける競馬。気性の成長も見えた。レースに合わせた内容なので前走はタイムがパッとしないが能力がないわけではない。キレは感じないので先団での競馬は変わらないと思うが、ポテンシャルは相当。ここで勝ってクラシックに躍り出る。

　相手関係からアプリコットフィズだが新馬１戦のみ、ポテンシャルは高そうだが即重賞には？それなら未勝利を一回使ったアドマイヤテンバ。前２戦は距離が長いが先日福寿草では新馬で負かしたレーブドリアンが福寿草を快勝。まだ体が出来てなかったこともあるがそれは同馬も同様。ここでも力を見せれる。

　その他、アプリコットフィズ、ディアアレトゥーサ、ナリタブルースター、ロジフェローズ。



↑日時はなかったので本日になってます。

　まず、一番重要と思われるブエナビスタの取捨だが、これはＯＫだ。
　今回鞍上が横山典になるがこれは確実に先行、好位からの競馬をさせるアイズだと思っていい。このウマは先行しても問題ない。今年ノッてるジョッキーに今年のグランプリを委ねるのも面白いだろう。◎はブエナビスタ。

　ペースはリーチのペースで間違いない。熊沢騎手のプリキュアは突っかける必要がない。ミヤビランベリも逃げる必要はない。

　淀みないペースで追いかけ、ペースは速い。○はコーナー６つ、小回りプラスのドリームジャーニー。

　▲は近走2500mで好走、道悪好走歴ありのミヤビランベリ。

　その他、中山マイスターのマツリダゴッホ、ジャパンカップ好走のエアシェイディ、そして、毎年絡むＡＪＣＣ覇者のネヴァブションまでとする。